愛の写真と小説

愛の写真と小説です

2018年05月

羞恥の館-11-

1200sex1704240026
-30-
<アトリエの裕子>
裕子が木村春樹のアトリエを訪れたのは、土曜日の午後です。橋本関雪記念館白沙村荘の前を通って、まっすぐ銀閣寺の方へ、ではなくて哲学の道の方へと歩いて、橋を渡って山のほうへといきます。日本画家木村春樹の屋敷があります。裕子が前に、ここへ来たのがひと月前、まだ寒い日でした。商談はさておき、木村春樹が描く絵のモデルになるという名目で、ここを訪れた裕子でした。
「だいぶんあったかくなったね、裕子さん、梅の花が、咲きだしましたよ」
アトリエの窓からみえる庭の向こうです。山になっていく斜面のまえ、紅い梅の花が咲いているのが見えます。
「ええ、今日は、お天気もよろしいから、綺麗ですね」
春樹のいいぐさに、裕子は、大きなガラス窓の方をみて応えます。アトリエのなかは、空調が効いているから暖かいですが、外気はまだ寒いです。
「いいんでしょ、来てくれたというのは、いいんだよね」
「ええ、わたし、婚前の交渉って、認めますわ、そのほうが」
「そうだよね、相性ってのがあるから、ね」
裕子のカマかけに、春樹は本気なのかどうかはわからないまま、裕子に応えます。まえには、向こうの土蔵のなかで、関係した裕子です。一度関係してしまうと、会う限り、その関係になっていくのが女と男の関係だとも言えます。
「ああっ、先生、ああっ」
立ったまま、窓の方を見ている裕子のうしろから、春樹が抱きます。軽い抱擁ですが、コートを脱いだあとのセーターのうえから、前へ腕をまわす春樹です。アラフォー独身の春樹は、風鈴館のディレクターを務める才女の裕子と、同居してもいいなとの思いもよぎるのです。あの悶え方に、春樹こと東国が惚れた、のです。
「いい匂いだ、裕子くん、いい匂いだ」
「ああん、先生、くすぐったいですよぉ、ああっ」
ハスキーな声質の裕子です。うしろから抱かれ、耳元で囁かれるから、くすぐりの感覚です。うしろから抱いていた春樹が、前からの抱きにかえ、立ったまま、キッスをはじめます。目をつむった裕子の唇に、唇をかさねていく春樹です。
「ううっ、ふぅううっ、うっ、うっ」
唇をあわせたまま、柔らかいグレーのセーターの裾から、、春樹の手がはいります。裕子の手は、春樹の腋下から肩にかかります。明るいアトリエ、暖かいアトリエ、初春の光が大きなガラス窓から注いでいます。28才の裕子、日本画家として将来ある春樹に、身も心も、捧げていいとの思いです。

-31-
グレーのセーターのしたは白いスリップとブラジャーをつけた裕子です。セーターをめくりあげた春樹は、スリップとブラジャーをいっきに胸のうえにまでたくしあげ、乳房を露出させてしまいます。抱かれた裕子は、目をつむり、春樹の肩に手をおいて、なされるがままになります。
「あっ、あっ、だめ、ああっ、先生」
裕子は立ったままです。立ったままの春樹が、裕子が着たセーターとインナーを、両手でたくしあげ、乳房に顔をあてます。春樹は、裕子の右の乳輪から乳首に唇をかぶせます。そうして乳輪から乳首を、しゃぶるのです。
「ああん、先生、あん、いゃああん」
いきなりの行為に、裕子が戸惑います。まだアトリエを訪れて15分も経っていません。出版の話は、裕子に、任せるからよろしく頼むよ、と全面委任した日本画家の春樹でした。女の裕子を目の前にして、疼きをおさえることができないアラフォー独身男子の木村春樹です。
「ううん、きょうは、このアトリエで、モデルしてもらう、いいね」
明るいアトリエです。裕子は、手首を後ろにして括られ、その余りの紐が、セーターとインナーがめくりあがった胸へと巻かれてしまうのです。
「ああ、ここで、ですか、あかるい、あかるい、とっても」
「ふふふふ、夜になれば、暗くなる、夜になれば、ね」
じゃれるような言葉を交わされながらも、裕子は、乳房の下と乳房の上へ、腕ごと紐を巻かれてしまって、括られた手首の紐は、上から降ろされたフックに、結びつけられてしまったのです。
「いいねぇ、裕子さん、美人だな、いい顔だ、惚れちゃうよ」
後ろ手に括って立たせたままの裕子から、一歩二歩と後ずさりで離れた春樹が、眺めます。見られる裕子は、立ったままの姿でもぞもぞと、もがくのですが、思うほどには動かせません。
「あん、あん、ああん、先生、ああん」
「どうなさったのかな、裕子さん、とっても美しい、表情に、なられて、いますよ」
膝丈のタイトスカートを穿いたままの裕子。おっぱいが露出された胸。後ろ手に括られた裕子。どちらかといえば小柄な美人顔の裕子です。
「あん、いやん、先生ったら、いやですよぉ」
「まあ、スケッチよりも、写真だね、それに動画も、ね」
春樹は、アトリエの隅にセットしてある三脚のカメラを、裕子のまえに持ってきて置きます。動画と静止画が撮れるデジタルカメラです。でも、これはまだ、使われません。裕子がもっと裸にされてから、春樹の趣向も交えて写真に、動画に、されるのです。

-32-
手を後ろにして括られ、乳房の上と下に紐が巻かれ、立たされたままの裕子。胸のうえにまとめられたセーターと白スリップ、それにブラジャーを、頭のうしろから首後ろにまとめられてしまうと、上半身、裸になります。裕子の乳房は、それほど豊かではありませんが、上と下に渡された紐のあいだで、盛りあがっています。
「いいね、裕子さん、おっぱいを、誇張したいんんだよな、いいよね」
乳房の間、鳩尾の処の紐を絞り合わせて括られます。腕と乳房の間にも紐が入れられ結ばれます。
「あん、ああん、先生、ああん」
「ほうら、起ってくるだろ、わかるかね、乳首が、ほうら」
絞り上げられる乳房です。裕子は、為されるがままに、画家木村春樹の手によって、緊縛されていくのです。
「はぁああ、先生、そんなに、みちゃ、いやですよぉ」
「裕子さんの乳房だ、淡い色だね、白い肌だし、魅力だね」
「あん、そんなこと、おっしゃらないで、ああっ」
春樹が手にしているのは割箸です。二つに割って、二つに折られた四本の細い棒となった割箸です。裕子は、乳首をこの割箸に挟まれ、輪ゴムでキリキリに絞めあげられてしまうのです。
「いいかね、裕子さん、たっぷり、お楽しみ、するんだ、いいね」
「あっ、ああっ、あああっ」
裕子の顔が軋みます。痛さは感じませんが、何とも言えない細かな圧迫感です。右の乳首を挟まれ、左の乳首にも割箸を挟まれ、絞められてしまったのです。
「いいですか、裕子さん、28歳の感想を、お聞きしたいねぇ」
上半身が後ろ手に括られ、乳房を亀甲縛りにされたうえに、乳首に割箸を挟まれた裕子です。銀閣寺に近い山の辺、日本画家木村春樹のアトリエです。風鈴館ディレクターの裕子は、しだいに女に目覚めてきた二十歳の後半です。大学で美学を学び、美術館の学芸員から、美術品を扱う風鈴館のディレクターにと転職してきたところです。画家の春樹は、東国という雅号を持っていて、エロス絵画も手掛けている独身の40才です。
「はぁあ、先生、わたくし、こんなの、ああ、困りますわ、ああ」
「そうですか、裕子さんは、えむ系じゃないのかな、もっとノーマル?、エスじゃないよね」
「ああん、先生、そんな、微妙なこと、訊かないで、あっ、ちくびが、ああっ」
春樹は、会話しながら、裕子の乳首を挟んだ割箸を、弄っているので、裕子が反応してしまうのです。


羞恥の館-10-

1200sex1703080150
-27-
三条木屋町を上がったところにある三階建ての古いビルが風鈴館です。一階は古書や版画を売るショップで二階は主に日本画を扱う画廊です。三階は、ショーが開催できるスペースで八畳間と四畳半、それにベッドが置かれた三畳間です。大村裕子は、風鈴館のディレクターでショップの仕入れ、画廊の企画などを仕事にしています。美術館の学芸員をしていた裕子を、オーナーの円山明良が見染て、引き抜いたというところです。風鈴館の所有権を譲るという円山の以降もあって、内縁の関係になっている裕子です。
「ああ、円山さま、ああ、ああん」
仕事中には見せない女の声で、円山の弄りに悶えていく裕子。四畳半の和室です。十字背凭れ座椅子に開脚Mの格好で座らされた裕子の前に、円山があぐら座りです。座椅子の座部は碁盤の高さ。裕子の股が、円山の目線の下です。
「ううん、いいねぇ、裕子、いいおめこだ、いいねぇ」
「いやん、円山さまぁ、そんなこと、いわないで、くださいな、ああっ」
「濡れてきてるよ、ほうら、ここ、裕子の、気持ちいい処、ほうら」
長襦袢を羽織って背凭れを背負い、兵児帯でタスキ掛けされた裕子の上半身。長襦袢はひろげられ、乳房は露出です。お尻を座部に置き、束ねられた縄で括られた膝、その縄は、左右それぞれに十字背凭れへ引き上げられて開脚です。足裏が畳につく高さ。太ももは90度以上にひろげられているのです。
「あん、ああん、あああん」
円山が、陰唇をめくりあげ、ピンクの谷間を指の腹で撫ぜるんです。陰毛がゆらゆら、恥丘から会陰までは8㎝。陰唇で隠された股のなか。裕子は、其処を円山の指で弄られているのです。
「おお、おお、裕子、濡れているね、トロトロだよ」
28才女裕子の膣口から、トロっとした透明の体液が、滲みだしたのです。滲みだした蜜を、指にすくって乳房に手をのばし、濡れた指先で乳首をつまんでいく円山。ヌルっと濡れた乳首を揉まれる裕子。
「ああん、あん、ああん、あああん」
裕子が、顔をあげ、呻くようにして、悶えの声を洩らします。円山は左の手指で股をまさぐり、人差し指と中指を、膣のなかへ挿し込みます。右の手で、乳房をまさぐり、乳首を密で濡らして、揉んでやります。裕子は、からだをせりだし、太ももをひろげ、喘ぎだします。
「ひやぁああ、ああん、あん、あん、ひぃいい、いいっ」
ぺちゃ、ぺちゃ、裕子の股から奏でられる淫らな音が、円山の情欲を掻き立て、こころをキュンキュンに締めつけていきます。

-28-
背凭れ座椅子の背凭れは十字の板です。座部は碁盤の高さです。風鈴館ディレクター28才の裕子が、この座椅子に、開脚でMの姿にされ、ただいまオーナーの円山明良から、愛欲のほとばしりを受けているところです。四畳半の畳の間です。長襦袢は着ているものの、乳房は露出され、腰からしたはめくりあげられた格好で、膝が背凭れ十字板の横板に引き上げられ、股が開かれているのです。
「ああん、ひゃああん、円山さまぁ、ひゃああん」
背凭れを背負う格好でタスキ掛けされている裕子です。逆八にひろげた膝から太もも、その真ん中のド真ん中を指で弄られている裕子。
「うっふふふっ、裕子、とろとろ、蜜が、流れだして、きているね」
裕子のまえに座り込んでいる円山は、裕子の膣のなかへ、指を二本を挿しいれて、膣襞をこすっているのです。
「ああん、ひゃああん、あん、あん、円山さまぁ、ああん」
昼間には、仕事をテキパキとこなす才女の裕子が、夜には淫乱になって、うれし泣きしているのです。円山は、裕子の前に立ち上がり、下半身を剥き出し、腰からのモノを裕子に突き出します。
「ほうら、裕子、おまえがすきな、おとこのちんぽだ、ほうら、くわえろ」
円山は、裕子に、フェラチオさせるのです。
「はぁああ、あん、ああん、ううっ、うぐ、うぐっ」
膣のなかを指で弄られ、トロトロにされている裕子は、目の前に突き出された半勃起のちんぽを、むさぼりだします。背凭れ板をタスキ掛けして背負った半裸の裕子が、手を円山のお尻にあて、唇にちんぽを咥えこみます。
「ううっ、うぐ、うぐ、うううっ」
「いいね、裕子、いいよ、裕子、ううっ、おおっ、いいねぇ、裕子」
「ううっ、うぐううっ、うう、うう、ふぅうう、ううっ」
ヌルっとした円山のちんぽ、亀頭を唇に包み、舌でぺろぺろとなめる裕子。陰茎の裏から唇を這わせて、玉袋のところから亀頭へ、顔を横にしてハモニカします。円山のちんぽが、完全勃起してきて、硬くまなります。
「裕子、入れてやるよ、ちんぽ、欲しいんだろ」
硬くなったところで、円山は、しゃがみこみ、膝立になって、裕子の膣へ、勃起ちんぽを挿し込んでやるのです。
「はぁああ、ほしい、ほしい、欲しいですぅ、入れてほしいですぅ」
「そうだろ、ほうら、おおっ、はいるぞ」
「ううっ、ああっ、はぁああ、いい、いい、ああっ」
円山の勃起ちんぽが、裕子に入っていきます。亀頭が挿され、陰茎がはまっていきます。
「おおっ、裕子、おおっ、いいねぇ、とろとろ、気持ちいいねぇ」
「ああん、ひやぁああん、円山さまぁ、ああん」
ぶっすり、円山の勃起ちんぽを膣に咥えこんだ裕子が、顔をしかめ、表情を喜悦にまみれさせます。黄色い声が洩れだして、四畳半の和室にひろがります。ぐいぐい、円山のちんぽが、裕子のなかで、うごめきます。

-29-
キリッと締った顔立ちで、風鈴館のディレクターを務める才女の裕子を、縛り上げ、セックスをしている初老の男、円山明良。三階の一室は四畳半の畳部屋です。背凭れ十字の座椅子に、長襦袢一枚の裕子を開脚させ、Mの格好に縛り上げ、興奮の勃起ちんぽを、挿し込んでいるところです。
「ああん、あん、あん、ああん」
ぶすっ、ぶすっ、円山のちんぽが、裕子のおめこに、挿し込まれては抜かれます。とろとろ、28才裕子の熟したからだから汲み出される愛液で、交わるところはヌレヌレです。
「はぁあああ、円山さまぁ、ひぃいい、ひぃいい、いい、ですぅ、ううっ」
「おお、おお、裕子、久しぶりに、勃起してるぞ、おおっ」
裕子が喜悦に咽び呻くすがたを見て、円山の気持ちが高揚します。そうして一気に射精にまで持ち込んでいく円山です。
「ほうら、裕子、ほうら、どうだ、ほうら」
「ひやぁあ、ひやぁああ、ひやぁああっ」
背凭れを背負ったタスキ掛け、膝をひろげて持ち上げられて、背凭れ横板に括られている裕子です。碁盤の高さの座部、その正面からぶっすり、ナマの男ちんぽが、挿入されているのです。
「おおおっ、いいね、裕子、最高だ、いいね、いいよぉ」
「はぁああ、いい、いい、いいです、とっても、いいですぅ」
「そうだろ、いいね、裕子、かわいいね、裕子!」
「はぁああああ、円山さま、ひぃいいいいっ」
円山が、開脚M姿の裕子を、抱きます。脇腹から腕を入れ、背中へまわして抱きしめます。ぶっすり挿し込んだちんぽを、腰をローリングさせ、裕子の膣のなか、奥のほうを亀頭で擦ってやります。裕子がその擦りで、ヒイヒイと声をあげるから、円山はいっそう野獣になってやります。
「ひぃいいい、ひぃいいい、ひぃいい、ひぃいい、ああ、もっと、もっとですぅ」
「こうかい、こうかい、裕子、おお、いいねぇ、こうかい」
「ああ、ああ、もっと、もっと、もっと、おく、おく、おくですぅ」
「おおおおっ、こうかい、こうか、おお、おおっ」
ぐいぐい、膣口にちんぽの根元が沈み込むほどに完全挿入、円山が、ぎゅっと力を込めてやります。裕子が喜悦に叫びます。奥の奥、子宮口の丘が亀頭に擦られた裕子。
「ひぃいい、ひぃいいいっ、ひい、ひい、ひいい~っ」
ぐんぐん、裕子がアクメに昇っていきます。円山のちんぽはいっそうに勃起して、ギンギンです。スキンをつける円山、数秒の引き抜き、そうしてふたたびぶっすり挿し込んだまま、ぐいぐい、裕子の膣襞をこすっていって、裕子にオーガズムを迎えさせてしまったのです。




羞恥の館-9-

1200sx1605040004

-24-
全裸の玉枝が、三畳間のベッドのうえに置かれます。四畳半の部屋とはつなぎで、ベッドで弘に絡まれる玉枝の呻き悶える様を、男衆が見学するというのです。中年以上の男衆。一番若いのが木村春樹ですが、アラフォー40才。自称作家が50代、開業医の先生は還暦を越えていて、大学教授は退職前の年齢、養蜂家はもうベテランで古希を迎えられたところです。若い玉枝の肌を見て、その玉枝がセックスされる場面を見て、興奮はするけれど、ナマでできる男衆は、画家の春樹と作家の淡水の二人です。
「ほうら、玉枝、むこう向いて、おれの腰をまたぐんだ」
ベッドの縦ではなくて横に寝そべった弘の腰に、全裸の玉枝をまたがらせます。弘の腰からは、勃起したちんぽが起立しています。
「はぁああ、ああん、入れます、おちんぽ、入れますぅ」
男衆がベッドの前の四畳半に横並びしていて、ベッドの高さに目線です。膝立の玉枝は太ももをひろげていて、男衆が下から眺めます。
「おおお、いい眺めだね、玉枝ちゃん」
「そうだね、玉ちゃん、さあ、ちんぽ、挿し込め、ぶっすり、挿し込め」
太ももを八の字にひろげた玉枝が、左の膝をあげてひろげます。弘のちんぽを握って、お尻をおろす玉枝です。
「ああ、ああん、あん、あん、ああっ」
亀頭が股の真ん中に埋まります。男衆の下から覗く目線が、玉枝の膣に挿し込まれたちんぽ、その一点に注がれます。
「ゆっくり、腰を下ろすんだ、玉枝、ゆっくりだぞ」
玉枝の背後から弘が指示します。ちんぽを、ゆっくりと、玉枝の膣の中に埋めろというのです。玉枝は、目をつむり、そうして目をあけ、男衆にうっとりさせた目線を注いで、ぶすっ、ぶすっ、数秒かけて挿し込みます。
「ううっ、あっ、あっ、ああっ」
「からだを反らせ、玉枝、からだを反らして、足をひろげるんだ」
「はぁああ、あん、あん、あああん」
寝そべって、玉枝の後ろに肩がある弘が、腕を伸ばし、玉枝の腋の下に手を入れ、支えます。玉枝の膣に、弘の勃起ちんぽが、挿入されているところを、男衆に見せるのです。
「ああん、ひゃあん、ひゃあん、ああん」
弘が腰をつかって、玉枝の膣に埋めた勃起ちんぽを、半分抜いて、ぶすっと挿し込みます。男衆は生唾のんで、女のなかへ男がはいる交合を、見ているのです。女子大学の二年生、二十歳の玉枝は、裸のからだを反り返らせ、膝をぐぐっとひろげ、股をひらいて、ちんぽが挿入されるところを、見せるんです。見られている玉枝は、膣の中をちんぽで擦られ刺激され、しだいに喘ぎだします。
「ひぃいいっ、はぁああっ、ひぃいい」
濡れてくる玉枝の股間、勃起したちんぽが挿されて抜かれる膣まわり、汲みだされる蜜でヌレヌレになります。
「ひぃいい、ひぃいい、ひぃいいっ」
玉枝がベッドに仰向かされます。膝裏を腕に担いだ弘が、股間をひろげて臀部を持ちあげた真ん中へ、勃起ちんぽを、挿し抜き、挿し抜きのピストンです。玉枝がアクメに昇るさまを、男衆が鑑賞するのです。そうしてついに玉枝のアクメが終わって、ショウタイムが終わったのです。

-25-
<裕子の悦楽>
古美術店風鈴館のオーナーは還暦をむかえる円山明良です。この風鈴館のディレクターが28才になる大村裕子。美術館の学芸員としての才能を円山に認められ、館の運営を任されることになっています。円山には後継者として、裕子にその財産を引き継ぐという話しで、内縁関係になったのです。親と子以上に離れた年齢ですが、円山にとっては裕子が、こころを生きる糧となり、裕子はまた我が身の欲求を満たしてもらう相手として、ここにいるのです。
「ああん、あん、あん、円山さま、ああん」
風鈴館三階の四畳半、畳の間に置かれた座椅子は特別仕立ての道具です。碁盤の高さほどの座部に背凭れがつけられていて、その背凭れは十字の板です。拷問具ではなくて、快楽具として古美術店の風鈴館に落札された硬い木製の性道具です。
「いいから、いいから、裕子は、うるわしい、ねぇ」
ピンクの長襦袢を羽織った裕子が、その快楽具に座らされます。
「あん、ああん、だめですよぉ、ああん」
座部の寸法は横長で40㎝✖30㎝、十字形の背凭れの幅は20㎝です。座部にお尻を置いた座らされ、十字を背負って女物の兵児帯でタスキ掛けされてしまいます。
「ふふふふ、裕子、たっぷり、かわいがって、やるよ」
円山の魂胆は見え見えです。その座椅子自体が性の道具ですから、裕子を、弄って、弄りまくって、ヒイヒイよ泣かせるのです。
「ほうら、裕子、足、ひろげなさい、ほうら」
足首から膝の長さより、座椅子の高さの方が低くて浅いので、足首をひろげさせ、膝をひろげさせると、裕子の股間が丸出しになるのです。
「ああん、いやん、あん、ああん」
「そうだ、そうだ、裕子、襦袢のピンクが、よく似合っているねぇ」
背凭れごとタスキ掛けされた裕子の上半身は、長襦袢が乳房を隠しています。円山は裕子の胸をはだけさせ生乳房を露出させます。
「ほうら、うんうん、裕子のおっぱい、いいおっぱいだねぇ」
「いやですよぉ、円山さまぁ、ああん」
背凭れごと赤い兵児帯でタスキ掛けされている裕子が、襦袢地をひろげられ、胸を露出され、円山に眺められます。そうして裕子は、座ってお尻に敷いているピンクの長襦袢を、ずり上げられ、お尻から抜かれてしまいます。
「ああん、あん、ああん、円山さまぁ、ああん」
未だからだを触られてもいないのに、裕子が喘ぎだします。男の円山を前にして、恥ずかしい格好にされだしているからです。円山は、28才、有能な女ディレクターの下半身を、剝き身にしてやるのです。時刻は夜の九時を過ぎたところです。純和風、四畳半の畳部屋、隣接している三畳間のベッドルームとは襖で仕切られています。

-26-
背凭れつきの座椅子にお尻を置いている裕子。目の前には円山が座っています。裕子はピンクの長襦袢をまだ半分まとった裸体です。乳房は露出され、下半身は腰から下を露出されている裕子です。
「ああん、円山さまぁ、見ちゃ、いやですよぉ、ああん」
裕子は円山の目線から逃れるように、太ももを摺り寄せ、膝を合わせて横流しです。
「膝を立てなさい、、それで、膝をひらくのです」
十字背凭れごと兵児帯でタスキ掛けされている裕子の羞恥を、感じながら円山は、いっそうの羞恥心を裕子に与えていきます。円山は、その裕子の膝を立てさせ、膝をひろげさせます。そうして膝裏から帯留めを巻いて縛り、背凭れに引き上げ括ってしまうのです。裕子の左膝がまだ足裏が畳に着くところで引き上げとめられます。そうして右膝を同様に引き上げとめられてしまいます。
「ああっ、あああん、円山さまぁ、こんなの、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
28才の熟しだした裕子の女ごころが、羞恥の気持ちを露わにします。還暦を迎える円山の目の前です。開脚させられ、見つめられる羞恥です。
「いいねぇ、裕子、たまらないねぇ、裕子、濡れてるじゃないか」
「いや、いや、いやですよぉ」
円山が、裕子の股間に手を伸ばし、縦割れの唇の片方を、めくってしまいます。陰唇、その肌色よりも濃いピンクの内側を、見て、濡れているというのです。
「感じてるんだね、裕子、女のからだは、微妙だね」
「うっ、あっ、いやっ、ああっ」
双方の陰唇を指につまんで、円山が花弁がひろがるように、左右にめくりあげます。裕子の、恥じらいのうちがわ、ピンク色した陰唇内側が、膣前庭が露出されたのです。
「いいねぇ、裕子、若いんだ、ヌルヌルだよ、ほうら」
円山が、膣口から膣前庭になるところに、右手中指の腹をあてます。そうして撫ぜて、ヌルヌルをすくいとるのです。
「ああん、いや、いや、いやですよぉ、円山さまぁ、ああっ」
「ほうら、見てごらん、裕子、こんなに、ぐっちょりだよ、ほうら」
「ああん、いや、いや、そんなの、ああん」
裕子は、かんじんなところはなにひとつ刺激してもらえず、弄られるから、うずうずです。からだお奥が疼いてきます。じんじん、体液が滲み出るのを感じる裕子です。

羞恥の館-8-

1200sm1805270024
-21-
男たちの前に、股をひろげられた、玉枝です。後ろから弘が玉枝を支え、左手を乳房のしたに、右手は玉枝の股に当てられてきます。
「ほうら、玉枝、みなさまに、見てもらいましょう、ほうら」
足をひろげられている玉枝。後ろ手に縛られ乳房を絞りあげられた上半身の背中を、弘の胸に当てて斜め後ろに倒れます。
「はぁああ、ああん、ひやぁああ、ああん」
「ほうら、たっぷりと、見てやって、くださいな」
「ううっ、ああっ、あん、あん、ああん」
「恥ずかしがっているんですよ、この子のこと、お話ししましょう」
弘は、玉枝のからだをひろげ、男の目に晒させながら、素性をばらしていきます。
「玉枝は、あのお上品な大学の二年生、良家のお嬢さん、そうだろ」
「むむむむっ、ううううっ」
「恥ずかしいから、声が出ないんだな、お嬢さま、男に、お、め、こ、をみてほしい」
「うううん、ううううん、ああ、ああっ」
弘の話しの声に、顔を赤らめ、横にふりふり、恥ずかしいそうな表情をかもしだしている玉枝。目の前のお膳のむこうに座る五人の男の目線は、縛られて着物を脱がされた玉枝の柔肌に釘付けです。生唾をのむ音がくぐもる風鈴館三階の八畳間です。
「二十歳のご褒美です、みなさまの目線をいただいて、玉枝は大人になる、というのです」
「ああ、そうですけどぉ、ああ、恥ずかしい、恥ずかしいですぅ」
「いいですねぇ、可愛いのに、こんなこと、好きなんだろうかねぇ」
「そうですよ、玉枝は、こうして縛られ、鑑賞されて喜ぶおなごなんですよ」
「ああ、ああ、そんなこと、あらへんですぅ、ああん」
「なんともいえませんなぁ、この愛らしさといったら、可愛すぎますよねぇ」
中年男たちが囁くなか、弘の右手が、股におかれ、陰唇の外側を押さえられて、ぱくりと陰唇がひらいています。内側のピンク色が鮮やかにあらわれ、べっちょり濡れているのがわかります。
「ふふふふ、どうですか、お客さん、向こうの部屋で、鑑賞しましょうか」
京料理のお膳が並ぶここでは、それが邪魔になるからと、玉枝が、四畳半の方へと運ばれます。弘に全裸にされた玉枝が、お姫さま抱っこされ、狭い四畳半の座布団に移されます。四畳半に続く三畳のベッドルームが、そこから見えます。最後の仕上げは、玉枝が弘と交合するところを、見学するという筋書きです。

-22-
風鈴館三階の宴席です。八畳間には京料理の膳が五つ。五人の男衆が観客で、エロスショーが行われているところです。出演している女子は、女子大生の玉枝。相手役は弘、がっちりした体格でスポーツマンです。軽々とお姫様抱っこして玉枝を四畳半の和室へ、運んできた弘です。
「はぁああ、ああん、ご主人さまぁ、はぁああん」
後ろ手に縛られ、乳房を亀甲縛りにされた白い肌のぽっちゃり玉枝は、すでに全裸にされていて、畳の上に寝かされます。
「さあさあ、みなさん、玉枝を囲んで、可愛がってやって、くださいな」
男が五人と弘が入ると、四畳半はそれだけでいっぱいです。
「いよいよ、おさわり、させてもらえるんだ、玉枝ちゃん、いやいや、玉ちゃんだ」
真ん中に裸の玉枝が横向きに寝かされ、足を折り曲げ海老の格好です。
「いいですねぇ、白い肌、かわいいねぇ、大学の二年生かな、二十歳とか」
「ああん、いやぁああん、こそばいですよぉ、ああん」
十本の手が、玉枝のからだにのばされてきます。弄り放題とはいうものの、股の、膣のなかは弄れません。先にはお膳があったから、遠巻きに、でしか見られなかった玉枝の秘部を、この四畳半では、数cmにまで近寄って、見ることができるのです。
「やわらかいねぇ、いいねぇ、玉ちゃん」
「うううん、いい匂いだね、甘い香りが、たまらない」
男たちが足を弄って匂いを嗅いだり、髪の毛を触って耳たぶを弄っていたり、おなかを触る男もいるなか、木村春樹は一心に眺めているだけです。部屋の外に立っている裕子が、気になっている春樹です。アトリエへ来たとき、土蔵に連れ込み、仕込んでやった春樹は、部屋の外からうっとりとした表情で、部屋の中を見ている裕子が気になるんです。裕子の目線が、自分には向いてこないから、いるのかいないのかも気にならないのかも知れません。
「さあ、玉枝、ご主人さまたちに、たっぷり、見てもらおうね」
弘が壁際にあぐら座りして、後ろ手の縛りにされた玉枝を、抱き寄せまう。ひし形にした足の間に、玉枝の尻を入れさせ、立膝にさせます。玉枝の前には、五人の男が半円横並びで、座ります。
「ほうら、玉枝、あしを、ひろげよう、膝をひろげろ」
「はぁああ、ああん、お膝を、おひろげ、いたしますぅ」
うしろから弘に抱かれた玉枝が、足首は揃えたまま、膝をひろげます。弘に抱かれた玉枝の白い柔肌が縄に巻かれているのが艶めかしいです。それに立てた膝をひろげると、恥ずかしい処が、丸見えになってしまいます。
「おおっ、おおおおっ」
男のどよめく声が、とはいっても生唾ごっくん程度の囁きですが、目線が、一斉に玉枝の股間へ集まります。
「こんなに、近くでみると、うずうずしますなぁ」
「黒いね、陰毛、閉じてるんだ陰唇、そうだね、大学生なんだね」
「あそこの女子大、二年生だというじゃない、かわいい子だねぇ」
後ろから抱いた弘が、玉枝の足首をひろげさせ、膝はひろげたままで、股間を前へせりださせます。
「あっ、あっ、ああん、はずかしい、です、ああっ、ああん」
小さな声、玉枝の本音が、洩れてきます。顔を横に向け、太ももをひろげてしまう玉枝。手を後ろ手縛られ乳房は亀甲に絞りあげられている玉枝に、スポット照明が当たります。お尻が弘の足の上、股間が浮き上がって斜め上向きです。縦割れの陰唇は閉じられたままです。それを、弘が、後ろから、手をまわして、陰唇をひろげめくっていくのです。

-23-
四畳半に五人の男衆と玉枝に弘の七人です。狭いです。裸にされた玉枝は、股を男衆の目に晒されます。畳に紅い座布団が敷いてあり、お尻の芯をそこにのせ、後ろから弘が玉枝を左右に動かすのです。
「見てやってくださいよ、あそこの女子大の学生ですよ、二十歳の玉枝ですよ」
「あそこの女子大ねぇ、良家のお嬢さまじゃないのか」
「そうでしょうね、上品な顔してるから、きっと、そうでしょうね」
膝をひろげ、足首をひろげ、太ももをひろげた玉枝。女の股が開かれているのです。なんといっても大学二年生で二十歳の玉枝です。玉枝という名は芸名で、本名はもちろん明かされていませんが。
「たっぷりと、見てやってください、手で隠せないように、縛ってありますから」
後ろ手に縛られている玉枝。乳房が絞りあげられている玉枝。弘が、玉枝がお尻をおいた紅座布団を、男衆の前へ、ぐっとせりださせます。
「見てやってくださいな、ほうれ、めくってやると、膣口、見えるでしょ」
股を斜め上にされた玉枝の構造が、そのままぱっくり男衆の視線に晒されます。うしろから玉枝の股間へ手を伸ばした弘が、陰唇をひろげます。陰唇のそとがわに手の平を置いて、横へずらしてひろげます。ぺたんと置いた手を、ひろげて、すぼめ、ひろげて、すぼめます。
「ああああ、ああっ、かんにんして、かんにんしてください」
男衆の視線が股に集中しているのを感じて、玉枝が小声ですが、ハスキーな声を洩らします。その声が、男衆の脳を刺激して、ますます近くで凝視されていく玉枝です。
「いいですなぁ、若い子は、ピンク色ですなぁ、若い子は」
感心したように言うのは、小太りの自称作家の先生です。真正面、30㎝の処から眺め、そうしてぐぐっと接近させ、玉枝の性器を生唾もんで眺め入ります。見られるのは覚悟の上とはいい、玉枝の羞恥は、ずんずんと高じてきます。部屋の外から立って見ている裕子。ショーの見学者は絵を買ってくれたり本を買ってくれたりの上得意さま。だから、裕子は、風鈴館のディレクターとして、男性たちと一緒に鑑賞するのです。
「ほんとだ、膣の口、でしょ、それにおしっこの出る処は、あるある、ありますねぇ」
「さすがに、若い子は、色が浅いというか、新鮮なんだな、つまり」
「先生は、お医者でしょ、たんまり、ご覧になってるんですか」
「いや、ぼくの専門は精神科だから、見れませんよ」
開業医の先生が、弁明しながら、玉枝の陰唇うちがわをご覧になって言われます。
「クリトリス、陰核、少し赤いんだ、もっと剥いて、見せておくれよ」
「はいはい、ご要望、クリトリスを、剥いて、お見せしましょう」
ライトら当てられた玉枝の裸体です。白い肌がピンクに染まってくる感じで、しっとりした柔肌が艶めかしくなってきます。
「おおっ、思ったより小っちゃいな、玉ちゃんのクリトリス、でも、かわいいな」
「小さくなんてないですよ、こんなもんですよ、大学生のクリトリス」
男衆の感想も言いたい放題、玉枝は羞恥の極みです。それよりも後ろから見学の裕子の方が、ぽ~っと顔が赤みを帯びてきます。玉枝の御開帳がそこそこにして終わったら、弘が玉枝をベッドに連れ込んで、セックスしてやるのです。

羞恥の館-7-

1200sm1402170016
-18-
<淫らな風鈴館の三階>
三条木屋町を上がったところにある古美術店風鈴館。一階が店舗、二階がギャラリー、その三階には和室八畳の間があり、襖で仕切られた四畳半の間があり、三畳のベッドルームがあります。秘めたるプレイルームでオーナーは還暦を迎える円山明良。この風鈴館のディレクターに雇われているのが28才になる大村裕子。裕子は大学の美学を卒業した後、美術館の学芸員になって五年。日本の古美術に詳しい円山から、裕子がこの風鈴館のディレクターに迎えられたのは、裕子27才、円山のお気に入りになり、風鈴館の運営を任されるうようになったのです。円山の目的は、裕子の美貌もさることながら、その性癖を知ったことで、欲望を満たすことです。裕子は、身内に後継者がいないという円山の、財産管理も含め、秘めてきた性癖を満たす相手として、受け入れたのでした。
「ああ、円山さま、そんなこと、おっしゃらないで、わたし、お店のために」
「そうだ、風鈴館のためには、木村くんを繋ぎ留めておくのはいいことだから」
「そうですよね、館を運営していくには木村春樹先生の、才能をぜんぶいただくんですね」
「東国の春画をふくめ、ディレクション権を大村裕子が持ち、風鈴館が運用する」
三階の八畳間は、男たちが車座になって酒を酌み交わし、風鈴館に金を注ぎこんでくれる常連客の交流の場としている部屋です。二週に一回ほど、金曜日の夜、風鈴館の主催で、ショーが開かれます。今夜は、このショー、若い女子が参加した男たちに弄られる、という筋書きのエロスショーが開催される、その準備中の円山と裕子です。
「今夜のお客は五人です、出演はまだ学生の玉枝、まもなくやってきます」
「そうか、玉枝か、いい子だな、男がよろこぶ可愛い子、だな」
「ええ、たっぷりのご祝儀で、玉枝さんも、よろこんで、その気を満たしているんだから」
「裕子だって、そうだった、そうだろ」
「わたしは、そうだとは思わなかったけど、まあ、そうでしたね」
車座になった男たちの真ん中に、縛られ置かれる玉枝を、見て触って欲望を満たさせるショーです。ただし性交は許されません。男たちのなかで性欲を満たしたいときには、手淫が許されています。
「こんばんわ」
着物姿の玉枝が、三階の円山と裕子がいるところへ現れたのは午後八時半です。九時からの開宴で、漆塗りの一人用の膳には、料理が並びます。まもなく仕出し屋が運んできてくれます。
「ああ、玉ちゃん、和服か、かわいいね、桜はまだ早いが、春色だな」
「いいでしょ、わたし、下着、つけてないから、へんな感じ」
「なにさ、むかしは、そんなもの穿いてなかったんだよ」
「暖かくしておいてくださいね、寒いと、からだ、ひろがらないから」
玉枝が待機する部屋は、四畳半の方、襖で仕切って、待機していて、酒が入るころに襖があけられる、という流れです。四畳半のよこは三畳のベッドルームになっているから、八畳の宴席からみると、それなりに情欲をそそる仕掛けになります。

-19-
女子大生の玉枝を扱う男の名前は27才の弘です。弘はスポーツマンタイプの男で、筋肉もあり頑丈な体格です。玉枝は、女々しさ、白い肌、ふっくらしたバストとヒップ、すこしぽちゃりした体位の女子です。
「玉ちゃんの相手は、弘だよ、まえにも世話になったでしょ」
「そうですか、弘さん、あの弘さん、素敵です、あのひと」
そこへ弘がやってきて、円山に挨拶をして、裕子に挨拶をして、和装の玉枝に挨拶をして、四畳半の方へ行きます。八畳の部屋と四畳半の部屋、それに三畳間のベッドルーム。使い分けは、八畳間と四畳半では緊縛ショー、そうして三畳間で玉枝は、精悍な弘と交わるのです。
「じゃ、玉ちゃん、あっちで待ってなさいね」
そろそろ、今夜の客がやってくる時間です。開業医の先生、大学の教授、養蜂業の経営者、自称作家初老の男、それに絵描きの木村春樹です。客人それぞれに、ここでは顔見知り、玉枝のくねる裸体を見て、情欲を満たしていくのです。
「こんばんは、よろしく」
「いいもの見せていただきますわ、よろしく」
「今夜は、玉枝だよね、好きなんだよ、わたし」
何も言わなくて会釈だけの二人、そろって五人が半円に、並べられた漆の膳のまえに座ります。二枚の襖で閉じられた向こうを注視しながら、開宴を待ちます。酒は手酌で、料理は料亭からのデリバリー、和食の膳です。琴の調べにのって、襖があいて、淡い桃色の和服を着た玉枝が、京都弁で、よろしゅうおねがいいたします、と三つ指ついて、少しかすれたハスキーな声で、あいさつして、八畳間の真ん中へとやってきて正座し、ふたたび頭をさげて、あいさつです。五人の男衆は、表情をゆるませ、和装姿の玉枝の姿態に目をやり、うずうず感で下腹部を膨らませるのです。
「わたくしの名前は、玉枝ともうします。たま、たまちゃん、猫ちゃんみたいですけど、そう呼んで、かわいがって、やって、くださいませ」
玉枝は、男たちの視線のまえで、足を崩します。正座していたところから、右の手の平を畳について、お尻を少しもちあげ、二つの足を左へ流します。白い足袋から生身のふくらはぎが少し見えただけで、男衆の目線がそこへ注がれます。
「脱げよ、玉ちゃん、帯、解いて、肩から、脱げよ」
「はぁああ、ご主人さま、ひとつづつ、ひとつづつ、ですよって」
足を流した玉枝が、帯を解き、赤と桃色が混じった帯留めを解きます。着ている和服の胸元が露わになります。玉枝は、肩から着物を脱がせて、腋の下までおろし、乳房を隠したところでとめます。足袋をつけた左の足を、畳にずらしすと、右のふくらはぎがあらわれ、太もものうちがわが、膝は隠れたまま、少しだけ見えるようになります。
「あ、あ、そんなにみないで、くださいな、ご主人さま、そんなにじろじろ、見ないで」
ハスキーな玉枝の声が、男衆の胸にひびきます。小さな声が洩れるだけなのに、男衆は玉枝のゆれるからだを、見守ります。

-20-
八畳間だから男が五人、京料理のお膳を前にして座って、真ん中にもう帯を解いて半裸になった玉枝がいます。その後ろに弘がいます。弘の手には縄の束が持たれていて、玉枝が縛られていくのです。
「はぁあん、ご主人さまぁ、あっ、あっ」
着物に長襦袢姿の玉枝が、腕を後ろにまわし、弘にからだをゆだねます。玉枝の表情には、恍惚感が滲み出ているようにも見えます。観客のひとり、木村春樹は、この玉枝の表情と、土蔵で苛めた裕子とをだぶらせ、じっと見入ります。玉枝の手首がかさねられ、縄が巻かれて胸にまわされ、二重にまわされ、肩から胸へおろされ、鳩尾のところに結ばれます。これで玉枝の後ろ手縛りがおえられ、男衆に鑑賞されるのです。
「おっぱいを、ださなきゃ、おもしろないね、弘さん」
「そうですね、じゃ、リクエストに応えて、玉枝のおっぱい、出してやりましょう」
後ろから玉枝を軽く抱き、肩からの着物を脱がして、胸元をひろげて、乳房を露出させてやます。
「ああん、いやん、あん、ああん」
玉枝がうつむき、顎を首にくっつけるようにして、軽く喘ぎます。胸をひろげられた玉枝。まだ大学生の年齢女子です。初々しい乳房に乳首が起っています。
「おお、かわいいな、おっぱい、それに縄、もっと、いいですねぇ」
ぷっくらの乳房が露出され、男衆の目にとめられています。手酌で杯を口に運ぶ開業医の先生。大学の先生はお忍びで来ていて、玉枝が自分の学校の学生だと知っています。
「若い子は、いいねぇ、うちへ診察にくるのは、年寄り、ばあさんばかりだよねぇ」
「ああっ、ご主人さま、ああん、あっ、あっ」
上半身を後ろ手に縛られた玉枝が、正面向かされ、膝を立たせた姿にされます。頑強な男に弄ばれる可憐な乙女といった感じの弘と玉枝です。着物と長襦袢と白足袋をつけた玉枝。立てた膝がほろりと露出します。閉じたままの立て膝です。白足袋が畳に鮮やか、膝を立てているから太ももまでが露出してしまいます。
「ほうら、玉ちゃん、足を、ひらいて、あげなさい」
後ろから弘が、五人衆にも聞こえるようにして、玉枝の耳元でいいます。後ろから肩に手を当てられている玉枝が、そろりそろりと、白足袋の足首を横へずらします。30㎝ほど足首をずらせたところで、膝がひろげられます。下穿きをつけていない玉枝の、太ももの根元から股が、見えてしまいます。胸と股間が、男衆の前に現れたのです。
「おお、いいねぇ、こっちにも、見せてくれよ、玉ちゃんよぉ」
弘が、玉枝を胸に抱き、からだを左へ向けさせます。向かって左に座る男に、玉枝が正面になるように、半裸のからだを動かします。そうして右の方へ、玉枝のからだが動かされます。
「いいねぇ、玉ちゃん、かわいいね、白い肌、美しい、黒い毛、いんもう」
男が、玉枝のからだをさかなにして、酒をのみます。木村春樹は、酒をのまないから、ノンアルコールのビールです。玉枝は、こうして次には、男衆の前で、太ももをひろげられ、股間をひろげられ、鑑賞されていくのです。

羞恥の館-6-

1200sex1705080078
-16-
連れてこられた土蔵のなかで、裕子が絵描きの東国から、そのふくよかできりりと締ったからだを、求められているところです。後ろ手に縛られ、乳房が絞りあげられている裕子の上半身を、東国が手と唇で愛撫しています。絨毯に仰向いた裕子は、足をひろげだします。女の性とでもいえばいいのか、ディレクターの仕事ではキリリと締った顔つきで、アルバイトの学生に指示をする裕子だけれど、男の手で裸にされて弄られだすと、打って変わって艶やかな女に変容してしまう28才の裕子です。
「触って欲しいんだろ、裕子、この、濡れた、壺の、なか」
寝そべって足をひろげた裕子の横に、六尺晒で股前を隠してあぐら座りの東国が、右手で乳房を撫ぜあげ、左手で陰毛をたくしあげながら、言ってやります。裕子は、うずうずにされているから、唇を結んで、うんうんと頷きます。からだが火照ってきているんです。どうしようもなく、うちがわから、燃えひろがってくる炎に、裕子は、指を挿し込まれます。
「あっ、いやっ、はぁあああっ」
東国の左手の中指が膣に挿し込まれて、裕子が腰を揺すります。べっちゃり濡れている膣のなか。ようやく刺激を与えられた秘密の壺のなかです。裕子の呻きに東国の心が崩れます。なんと麗しいからだなんだ、濡れてびっちょり、これが、あの、画廊でみる裕子とは、似ても似つかない、女の裕子だ、と東国は頭のなかで、叫ぶように呟きます。
「ううん、いいねぇ、裕子、うれしいのかい、どうだ」
「はぁああ、東国さま、ああっ、あん、あん、もっとおくぅ」
裕子は、足をひし形にして、上半身緊縛された腰を揺すってきます。東国の左手中指が、根元まで挿し込まれ、なおも押し込まれます。奥の奥には届かない中指。裕子の悶えが、いっそう輪をかけるようにして始まります。静寂の土蔵の中、かすかに空調の空気がすれる音がきこえます。
「はぁあ、はぁああ、はぁあああ」
ぺちゃぺちゃ、東国が、裕子の膣なかを捏ねる指からの音が洩れてきます。裕子の甘い、かすれた、呻きの声が静寂を淫らにみたしてきます。
「ああっ、ああん、東国さまぁ、ほしい、ほしい、ほしいです」
女が男に欲しいとゆうのは、男のモノを、膣に挿し入れて、欲しい、ということです。裕子は、東国とは初めての交合です。裕子の方が積極的に求めてい欲求に、東国の方が躊躇するほどでした。東国が褌を解き、裕子の太ももの間に立膝で、ひろげられた股間の真ん中へ、勃起したちんぽを、挿し込んでしまうのです。裕子に覆いかぶさる東国です。裕子の膝裏に腕をまわして、裕子の太ももをひろげきり、お尻を浮かさせ、ぶっすり、ちんぽを挿し込んでやります。裕子は、もう、ヒイヒイ、後ろ手に縛られ乳房は亀甲縛りにされた上半身を疼かせます。顔を、右に左にゆさぶって、喜悦に浸っていきます。
「ああっ、ああっ、ひぃいい、ひぃいいいっ」
久々に、からだの奥を捏ねられる裕子です。本物、ナマ、男の勃起ちんぽです。裕子は、アラフォー独身東国の、からだを揺さぶる激しさに、鳴いて、喜悦の声をあげ、呻き悶えていくのです。

-17-
土蔵の中、三畳分絨毯に、裸体を仰向けにする裕子。後ろ手に縛られ乳房を絞りあげられた裕子が、東国と結ばれるのです。裕子は東国と結ばれるのは初めてです。なるべくしてなった女と男の関係といえば、そのように仕組まれてきたのかも知れません。神の思し召しなんてことは、迷信を信じない理知的な裕子ですが、今日、こうして画家の木村春樹こと浮世絵春画を描く東国との出会いは、運命的な出会いです。
「ああ、いい、いい、東国さま、ひぃいいっ」
太ももをひろげ、膝を立て、かぶさっている東国の勃起ちんぽを受け入れた裕子。ぶすぶすっ、入ってくる男の性器に、久々の感覚、抜けるような快感です。手を縛られ乳房を絞りあげられた上半身の不自由さ。下半身は動かせる。男の愛撫と、ちんぽの挿入で、28才の裕子が悶えます。
「ほうら、裕子さん、気持ちいいんだろ、ほうら、ちんぽ、いいんだろ」
「はぁああ、東国さま、いい、いい、すっごくいい、いいですぅ」
ぶすぶすっ、裕子には、円山にはない東国の若さに、ヒイヒイ、喘ぎの声をあげていきます。
「ひいぃいい、ああっ、ひぃいいいっ」
「ふふふふ、もっと、もっと、いい声を出して、ほうら」
「ひぃいい、ああん、あん、あん、ひぃいいいっ」
「裕子さん、素敵だよ、びっちょりだ、素晴らしいね」
「はぁああ、ああん、東国さまぁ、わたくし、しあわせ、ああ、ああっ」
ぐいぐい、裕子の喜悦が高まっていきます。豊かな臀部、絞りあがった乳房、裕子の顔が、観音様のように穏やかに、そうして慈悲にみちた顔になり、東国の心に、神がジンジンと侵入してきます。土蔵の中、暗いようで明るい絨毯のうえです。裕子が洩らす羞恥の蜜が、こぼれます。滲みになってもかまわない、東国には趣味の域です。淫らな土蔵の中に保管の春画によく似合う裕子の裸体、裕子の羞恥姿です。
「おおっ、おお、おお、裕子さん、おお、おおっ」
東国の射精が昇ってきた感じです。それに合わせるかのように、裕子がのぼりはじめます。
「はぁああ、ひぃいい、いい、いいっ」
「おお、ああ、裕子さん、おおおおっ」
「あああ、ああ、ああ、あああ~~っ」
猛烈な東国の勃起ちんぽピストンで、裕子がオーガズムのうえにのぼっていきます。そうして黄色い悶えの声と共に果てていきます。東国は、スペルマを裕子の顔に放出して終えたのです。


小説のタイトルです
訪問者さまの人数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: