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<ラブホテルの紗世>
水瀬紗世が連れ込まれてきたマンションの場所がわからないまま、二回のセックス交渉を持たされ、少し休憩をした後、誰にも言わないことを条件に、解放されることになりました。洋服を着、目隠しをされ、手首を後ろで括られ、部屋を出て、外気に触れると寒いです。何処だかわからないまま、ベンツに乗せられ30分は走ったところで停車して、目隠しが取られると、そこは声をかけられた出町柳の川べりでした。時間は真夜中、終電の時間もとうに過ぎているので、家の近くまでベンツで送ってもらうことになります。顔見知りだったし、手荒なことをされたけど、優しい紗世は忠行を許します。恋したのかも知れない。彼無しで二年を過ごした紗世です。ベンツに乗り、高級衣服をキャッシュで買う忠行に、羨望の魅力を感じていたことも事実。紗世は、その関係した場所がわからないまま、次の日は休みで翌々日、何事もなかった感じでブティックの仕事に就いたのでした。
<大村さん、ううん、嫌いじゃないわ、でも、わたし、拉致された、誘拐された、うふふっ、悪い人じゃないよね>
独り言です。お化粧も身なりも高級ブティックのスタッフとして遜色ない水瀬紗世、24歳です。そうこうしているうちに紗世のスマホにメールを受信、大村忠行からでした。
(会いたい、何時、会えますか、金曜の夜、大丈夫かな、紗世さん、必ず返信おねがい、忠行)
どないしようか、紗世は戸惑います。関係を持ってしまった一回りも年上の男性です。気持ちとしては、男子が欲しい、恋愛の相手というより、セックスフレンドでもいい、結婚してくれるかしら、もっと知りたい、大村さんのこと。
<金曜の夜って、明日の晩じゃない、八時ならいける、会おうかな、会いたいな>
紗世の気持ちが揺れ動きます。肉体の関係から入ってしまう大村との関係について、紗世には性急過ぎるように思われるのです。好きな人との関係って、時間をかけてなっていくもの、元カレの、関係持つまで一年かかった学生時代の関係、それを思い出すのです。でも、紗世、行きます。金曜日の午後八時、出町柳駅の前、です。

黒いベンツが紗世の前に停まります。助手席に座って、夜の街を走ります。行き先は連れられるままですが、国道一号線の京都の町から大津を抜ける途中、ラブホテルへ、ベンツが入ってしまったのです。
「いいんだろ、水瀬さん、ラブホテルで、いいんだろ」
前打ち合わせがないまま、成り行きに任せていた紗世でしたが、車の中でのたわいない会話だけ、ラブホテルに入るなり、肩を抱かれて、部屋に通されて、いきなり紗世が忠行に抱かれてキッスを受けます。
「ああ、ああん、大村さま、こんなの、ああっ、ううっ、うううう・・・・」
立ったまま強く抱かれて唇を重ねられてしまう紗世です。コートは脱いでいて、白いブラウスに濃紺スカート姿です。ええ、もちろんインナーは、勤めする女性のたしなみで、肌色パンティストッキング、ブラトップ、ショーツ、つけています。
「好きだ、紗世さん、好きになってしまった、キミのこと」
キッスの合間に、忠行が紗世の耳元で囁きます。紗世は、息を吹きかけられる感じで、男の手の中です。
「ううっ、ああっ、大村さま、ああっ」
胸をブラウスの上から弄られる紗世ですが、インナーをつけているから、直の肌触れではないから、もどかしい感じです。スカートの中へ手を入れられてきて、ストッキングを穿いているから、まどろっこしいです。
「ああっ、だめ、まだ、ああ、ああっ」
濃い紺の高校生の制服スカートに似ています。ホックをはずされファスナーはずされ、足元に落ちてしまったスカートです。

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このラブホテルに入るとき、大村が小旅行サイズ茶色のスーツケースを持ち込んできています。スカートを脱がし、ブラウスを脱がしたところで、忠行は声を呻きに変えだした紗世を椅子に座らせます。ストッキングにショーツ、ブラトップだけになったブティック勤め美女の紗世です。顔が紅く上気して、目つきがほんのり憂えています。大村は、スーツケースからロープを取り出し、紗世の手首を交差させて括ります。
「ああっ、なにするの、どうするの、いやぁああん」
抵抗することもなく紗世の手首が括られ、天井からのフックに留められ、引き上げられていくのです。このラブホテルは特別仕立てのSM部屋なのです。
「紗世さん、おれの趣味といえばいいかな、興奮したいんだ」
紗世の手首が持ち上げられて、立った姿勢になって、手首が頭の上になったところで止められたのです。
「いやぁああ、大村さまぁ、わたし、いや、いや、いやですぅ」
「そうだろうな、普通のお嬢さまなんだ、田舎は島根だとか」
「ああん、そう、そうですが、どうして?」
「紗世さんの現住所、それに本籍地、免許証で見たんだよ」
「ああ、それは、プライベート、スマホも見た、ですよね」
下着姿で立ったまま、手を頭の上にした紗世は、心許しはじめた大村忠行に、自分の素性を知られていることに、違和感は覚えませんでした。
「ああん、こんなの、いやぁああん」
正面に立った大村が、ブラトップを裾からめくりあげ、乳房を露出させてきます。パンストを穿いたままの下半身。ブラトップは首から抜かれて頭の後ろ。乳房を完全に露出されてしまった紗世です。
「ああん、大村さまぁ、ああん」
双方の乳房を、裾から揺すりあげられる紗世。そんなに豊かではない乳房ですが、お椀をふせた格好のぷりぷりです。忠行が、その乳房に、唇をつけ、乳首はそのまま、乳輪を舌先でぺろぺろと舐めていきます。
「ああん、はぁああ、ああん」
紗世が、裸の半身、肩から胸から腹部をよじります。忠行は、無言で舌を這わせ、ついに乳首を唇に挟んで揉みます。手指は使いません。
「ああん、いやぁああん、ああああん」
紗世の唇が半分ひらいて、よだれのように濡れてきて、うわずった声を洩らしだします。まだ10分もやってないのに、ラブホテル、初体験、SM部屋はもちろん初めて。だから興奮気味の紗世なのです。

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スカートとセーターとブラウスが足元に散らかったまま、立たされ、括られた手首を頭上にされた24歳水瀬紗世。ブラトップがめくられ、首後ろで留められてしまって、上半身裸です。立たせたままの紗世を左腕に抱いた36歳大村忠行。右手で乳房をまさぐり、唇で舐めあげます。乳輪から這わせた唇で、乳首を挟んでもぐもぐと揉んでやります。女というもの、乳首を吸われて揉まれると、母性本能がもたげてきて、優しい気持ちになってくるのです。
「ああん、大村さまぁ、ああん」
空いた忠行の右手が、紗世のくびれた腰、臍の下からパンストの中へ入れられます。
「ああっ、ああっ、ああああん」
紗世が、腰から尻を揺すってきます。入れられた手が陰毛をまさぐりだしたからです。抱かれて、乳房に唇を這わされ、恥丘を触られてしまった紗世。目を閉じ、顔を上向かせて呻く紗世です。
「ああん、はぁああ、はぁああん」
忠行がパンストとショーツに覆われた臀部を、剥いてしまいます。腰からパンストと下穿き剥かれて、陰毛が露出です。太ももの根元まで降ろされたパンストとショーツ、ブラトップを首後ろに留められた24歳ブティックスタッフの紗世です。大村忠行は、ここまで、ラブホテルに連れ込んだ紗世から手を放し、一歩、二歩、後ずさりして紗世の全身を眺めるのです。
「ああん、大村さまぁ、こんなの、だめ、だめですよぉ」
忠行の奇妙な性の趣向に、ノーマルな紗世は、奇妙な気持ちになりながら、怖いような、嫌さ気持ちがもたげてきます。
「ううん、水瀬紗世、やっぱり、綺麗な肌だ、店の顔だもんな」
ショートカットの髪は黒、胸のふくらみ、腰の窄み、丸みをおびた臀部から太もものつけ根。紗世の半裸を見て、
感心して惚れなおします。
「じゃまだね、パンスト、ショーツ、脱いでしまおうか」
「ああん、いやぁああん、そんなの、いやですぅ」
紗世が顔を横にして、恥ずかし気に、声を返してきます。忠行の魂胆は、全裸にしてしまって、紐を掛けることです。ラブホテル、紗世には初体験のラブホテル、元カレとのセックスはラブホテルを使いませんでした。学生だったしお金がなかったから、元カレが紗世のワンルーム、学生マンションへやってきて、セックスするのが主でした。
「いいね、はだかだ、白い足、太もも、いいねぇ、紗世」
パンストを穿いていたなかへ手を入れられて、陰毛を触られ、股間へ手をいれられたけど、開いてもらえなかった花弁です。しっとり雌しべが蜜に包まれている紗世、うずうずです。
「ああん、大村さまぁ、いやぁあ、ああん」
大村忠行が全裸にした紗世を背凭れ椅子に座らせます。うつむかせ、手を足へと降ろさせ、手首と足首を一緒に括られる紗世。そうして紗世は持ち上げられ、背凭れ椅子に手首と足首を持ち上げる格好で座らされてしまいます。肘が膝裏へまわされ、太ももを逆八の格好にされ、手首と一緒に括られた足首が、背凭れ後ろからまわされた紐で括られてしまったのです。